なぜ瓦を製品にするのか?
明治27年から130年以上、屋根、その中でも特に「瓦」に特化し仕事をしてきました。自然の土から作られる瓦は、本来は土に還すことができるもの。
ですが、実際は様々な建材と混ぜて破棄されてしまうため、埋め立てごみとして扱われてきました。
現在、埋め立てる場所は廃材で一杯で捨てる場所に困っているのが実情です。
そこで私たちは、瓦を造り、施工するだけではなく、瓦が屋根としての寿命を終えた後を考えなければならないと感じました。
地球環境を変えるほどの力はありません。ですが、身近な瓦を再び製品として循環させることなら、私たちにもできるのではないか。
砕いて建材にしたり、粒上にしてガーデニング材としたり、日々試行錯誤で商品開発を進めています。
そういった想いを胸に歩んでいます。